2012年04月16日

バルザーニ大統領、米国公式訪問を終了

4月8日クルド自治区政府公式サイトの発表では、イラク・クルド地区バルザーニ大統領は、米国訪問を終えた。


クルディスタン大統領は、米オバマ大統領とバイデン副大統領、政府関係者、経営者、クルド人コミュニティーのメンバーとの会見を終えた。


ホワイトハウスでは現在のイラクの厳しい政治状況について話した。大統領、副大統領はクルドとの連帯を再確認すると共に、イラクの連邦制、民主制、統一性を支持することを再確認した。バルザーニ大統領は防衛省高官との会談で相互的関係とイラクが直面している危機管理について話し、アルビルの米国領事館によるサービスの拡張について合意した。

ワシントン近東政策研究所でのスピーチでは、バルザーニ大統領は政治状況の見通しを述べた。米国クルディスタン経済協議会の円卓評議会に参加し、米国商工会議所会頭とも会った。

エクソンモービルのCEO、レックス・ティラーソンと話し合いを持った。同CEOは公の場で述べたようにクルディスタンでの操業を再確認した。

クルド人コミュニティーとのミーティングとイラク大使館訪問で訪米を締めくくった。

次は、ハンガリーへの訪問となる。

同行者は、安全防護庁のマスルール・バルザーニ、Chief of Staffのフアード・フセイン、天然資源大臣のドクター・アシュティ・ハウラミ、クルディスタン外事部長のファラー・ムスタファ、クルディスタン米国代表クーバッド・タラバーニである。


President Barzani concludes official visit to United States


マスルール・バルザーニは、現クルディスタン大統領の息子で、クーバド・タラバーニは、現イラク共和国大統領ジャラル・タラバーニの息子である。


公式サイトではあるが、「イラクの連邦制、民主制、統一性を支持することを再確認した」となっている。クルディスタンを支持するとはオバマ米大統領は言っていないということになる。一見、歴史的、シリア情勢関係で米国とクルディスタンはイラク中央政府より近い関係にあるようみ見えるが実際のところは違うようである。クルディスタンが反アサド勢力に見えるカタール、サウジアラビア、トルコに組していても、選ぶ側は米国である。

石油に関しては、エクソンモービルがどうなるかの決着がつかない。イラク連邦政府は完全にエクソンを切ることはできないようだ。毎回報道では常に何か進展があったように書かれるが実質的に動いていないようである。今回の面談もエクソンが共和国政府と話を持つ場合はまた違った対応になることは十分考えられる。



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posted by taka at 05:00| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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