2012年03月30日

キルクーク油田開発とクルディスタン政府

26日イラク・クルド自治区政府公式サイトで連邦政府の石油開発契約に関し異論を挟んだ。


クルド天然資源省はキルクーク油田開発にはクルド自治区とキルクーク県の承認が必要と主張した。

イラク・クルド自治政府は、イラク連邦政府または国策会社の何れも排他的にキルクーク県または他の隣接県での開発発注をする権利はないと主張している。

クルド自治区はイラク共和国憲法第112条を持ち出し、連邦政府、地方と生産県が共に現在算出している油田を管理ことを要すとしている。この現在とは2005年現在であるとする。第115条では将来の油田に関しては地方と県が排他的権利を有するとしている。

この天然資源省の見解は連邦政府所有のイラク国営北部石油会社が英BPとキルクーク油田での増産契約を交わした後か、仮契約の時点で発表された。


Natural Resources Ministry: Kirkuk oil field development requires approval of KRG and Kirkuk Governorate

Kurdish Officials: Development of Kirkuk Oil Fields Requires KRG Approval



クルド政府の主張に正当性があるにしてもこれは政治的対立であり、エクソンの契約、キルクーク帰属、ハシミ副大統領がつながっている。更にはサウジアラビアという外交問題も実は内政問題でもある。今回は英BPが巻き込まれることになる。

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posted by taka at 10:00| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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