2012年02月28日

PYD、国民投票棄権

26日クルド系のフィラットニュースによると、シリアのクルド系団体のDemocratic Union Party (PYD)は国民投票をボイコットすると発言している。

予想では、1460万人が国民投票に行くと見られている。

PYDの代表、サリーハ・ムハンマドは、新憲法草案ではクルドに関して基本的な問題の解決を示していないと言う。西側が支持するシリア国民評議会も棄権すると見られている。また、西クルディスタンと呼ばれクルド系が多い地域、アレッポ、カーミシュリ、エフリンの大部分がボイコットするという。

サリーハ・ムハンマドはSNCが約束するというクルドの自治は意味を成さない発言だとしている。また、外国の干渉と武装反勢力に反対している。トルコがシリア反政府をトルコ内で訓練しシリアの送り出していると指摘した。


Polls open in Syria as Kurds boycott referendum
26 February 2012

PYD boycotts constitution referendum in Syria
Sunday, 26 February 2012 14:21

<シリア>憲法改正是非の国民投票始まる - 反体制派はボイコットを呼びかけ
毎日新聞 2月26日(日)21時24分配信


大まかに言えば、PYD、1月28日29日にイラク・クルディスタンのアルビルでの会議に出席したクルド系政治団体、SNCの3者は国民投票に反対の立場のようだ。また、クルド系は反政府武装闘争には積極的に関わらないようであり、他の反政府団体が行うのを眺めているようだ。

クルド系の国民投票棄権の理由は憲法草案にクルドの権利が認められないためであるが、その他の反政府団体は理由の差はどうであれ初めから手続き型の政治闘争を放棄して武装闘争を選んでいると看做されかねない。

現政権が弱体化したときにクルド系の政治団体が独自に自治を主張するか、移行政権、新政権と交渉して自治を獲得するかは情勢によるため不明である。また、現在はアサド政権寄りと噂のあるPYDは政権崩壊後どう動くかが注目される。


関連記事
シリア・アラブ共和国憲法草案

SNC、クルドの権利容認の方向

シリア国内デモとクルド系シリア人の対立と「自決」

シリア、次の次と外国の影響

クルド系シリア人は団結により力を増す
posted by taka at 05:00| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
クルドニュース
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。