2012年02月21日

イラク、非常時と平時

18日クルド系のAKニュースによると、イラク政府はホルムズ海峡封鎖危機に備えていると報道している。

イラク国営石油販売公社が数週間前政府は海峡封鎖の代替策の準備の意図は無いとの姿勢を翻した。イラク計画・開発協力省はイラク石油省と協力して、もしイランが海峡封鎖しても経済への打撃が少ないように対策を練っている。

代替案は、ヨルダンからタンカーを使うこととキルクーク・ジェイハン間のパイプラインの容量を拡張することだ。

世界の約20%の石油がホルムズ海峡を通過しイラクの石油の2.2百万バレルの内の1.7百万バレルが毎日ここを通り抜ける。


一方平時対応のイラク政府チーフアドバイザーのサミール・ハズバーンは、クルド自治政府のキルクーク・ジェイハン間パイプラインを通しての日量17万バレルの輸出能力に疑問符をつけている。現在は日量10万バレル弱であり、各要素がの準備が未だ足りないと指摘している。


Government seeks alternatives to Strait of Hormuz

Baghdad doubts Kurdistan's ability to export 170,000 oil barrels per day

The Kirkuk – Banias Pipeline




代替の一つのヨルダン案は、石油を陸路でアカバ港へ運び紅海からスエズ運河を経由するものと考えられる。
シリアについては言及していない。キルクーク・バーニヤースパイプラインは米軍の空爆に遭い現在稼動しておらず、新規に建設する予定はある。

バーニヤースは、シリア北西部、ラタキアの南、タルトゥース県の地中海に面した街である。

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posted by taka at 16:35| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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