2012年02月21日

バアス党国家民主化の未来とキリスト教徒の運命

イラクで起こったこと起こりつつあることは、もう一つのバアス党国家シリアでも繰り返される。

シリア情勢は、民主主義欧米対中央集権主義シリアのように映り、それはイスラム強硬派+クルド系対キリスト教徒他という捩れた構図を見せる。現政権が弱体化するに従いキリスト教徒が安心して暮らせない状況が強くなっている。現在の混乱期、移行期間、新政権下、どの状況でもキリスト教徒にとっては良いとは感じられない。

イラク共和国大統領ジャラル・タラバーニは、キリスト教徒のための自治区案を支持したことがあるが、果たしてそれが解決案かは分からない。彼自身が、イラク共和国内にクルド自治区を用意されたクルド人であるということを考えれば、共和国にとっては国民共存から国家の細分化と分裂を進める要注意人物であるとされてもおかしくはない。

シリアの現状では、イスラム強硬派の力が増し、その混乱をクルド人が利用できるか思案中である。政権支持者はいわゆる民主化がなされるとは想定していないだろう。現政権下で維持できていたものを失う以上に、イスラム強硬派、狂信者のため治安が悪化または新政権下では住みにくい環境になることを恐れる。


以下記事紹介。

6日のジハード・ウォッチによれば、2003年のサダムフセイン政権の崩壊で半分のキリスト教徒はイラクを去った。また、イラクのドホーク県でイスラム教徒クルド人がキリスト教徒所有の店舗を襲ったが保安員は何もしなかったと言う。



昨年9月のイラク・クルド系ルダウ紙によると、シリアのクルド系、キリスト教徒、アラブ系がそれぞれ不満を述べている。

アラブ系とキリスト教徒は、クルド人はシリア政府の鷹揚さを利用していると述べている。
ハサカのキリスト教徒は、シリアのアルジャジーラ地方はクルディスタンではない、非クルド系はシリアから離れる動きを支持していない、などと主張。
もう一人のキリスト教徒は、ジャジーラ地方は元々80から90パーセントがキリスト教徒であったが、キリスト教徒が流出し、クルド系他が流入し、イスラム教徒の出生率の高さによりクルド系が多数派となりクリスチャンは35パーセントとなった。
クルド人はこう主張する。一部のキリスト教徒とアラブ人は長い間政権に忠誠であり特権を享受してきた。政権が変わればその忠誠の姿勢は変わる可能性があり、彼らが恐れているのはクルド人ではなく特権を失うことではないか。



2010年12月のルダウの記事によれば、イラクのキリスト教徒はに移住していると報道している。1990年代に150万人だったキリスト教徒はイラクでは45万人になった。



2010年11月のウルクは、キリスト教徒がイラクから消滅するのを防ぐ措置として新たにキリスト教徒のための自治区を設定する案が挙がった、と紹介している。



"Christians who remain in Iraq live increasingly in an atmosphere of terror"
Posted by Robert on February 6, 2012 7:24 AM

Kurdish-Christian Tensions Emerge in Syria
14/09/2011 01:41:00 By WLADIMIR van WILGENBURG

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Syria: invasion of terrorist elements sponsored by the west
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posted by taka at 10:00| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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